こんにちは、みんなのウマ運営事務局です。
先週の水曜日から、セリちゃんが右前足にフレグモーネ(皮下で起こる細菌性炎症)を発症し、療養を続けていました。 セリちゃんの頑張りで、現在は快方に向かい、放牧地へも復帰をしています。以下、発症の経緯と、療養の様子をお伝えいたします。
12/13(水)朝、セリちゃんが発熱しました。
食欲もなく、全身がだるいような様子。
右前足をかばうような態勢で、馬房の壁に寄りかかるようにしています。
左右の足を比べてみると、右前脚が浮腫んでいるように見えます。
急ぎ、獣医さんに診て頂き、診察と投薬を頂きました。
状況から、フレグモーネ(皮下で起こる細菌性炎症)と判断されました。
サラブレッドによく起こる症状です。
傷を探しておりましたが、見つからず、毎日右前脚の消毒を行っておりました。
診察後のセリちゃんは、ご飯は少しずつ食べるようになりましたが、全身がしんどそうで、やすみやすみといった様子でした。
翌14日(木)も、先生に往診に来ていただき、抗生剤を中心とした投薬をしていただきました。
昨日同様、右前脚が大きく膨れています。
足の浮腫みを改善するため、この日からパドックにて、軽い曳き馬運動を行うことになりました。
発症から3日目の16日(土)になると、足の浮腫みも少しずつ収まってきました。
連日往診に来ていただいている先生からも、歩様が良くなっている旨、お伝えいただきました。
パドックでご飯を食べるセリちゃんと、放牧地から様子を見守るてん君。
いつもはやんちゃなてん君も、闘病中のセリちゃんを気遣っているみたい。
はやく元気になって、放牧地に戻ってきてほしいね。
そんなてん君の想いと、なによりもセリちゃんの頑張りによって、
その後も病状は快方に向かい、足の浮腫みはどんどんひいていきました。
18日(月)にはついに、放牧地に復帰できるまで回復しました。
セリちゃん、よく頑張ったね。
今後も、体調の変化に細心の注意を払いながら、セリちゃんの療養に取り組んでまいります。