【インタビュー】ホースパークについて(村田浩行さん)
こんにちは!
いよいよ今週の7/1(土)から、ホースパークが会員様向けに先行OPENいたします!
オープン間近の今週は、みんなの馬厩務員の村田さんに、ホースパークの魅力についてお聞きしました。
(みんなの馬 厩務員 村田浩行さん)
オープンに向け、馬たちもホースパークで過ごす時間が多くなりました。
改めて、ホースパークの印象を教えてください。
青草を好きなだけ食べ続けていたい、草原も自由に歩きたい。そんな馬たちの欲求が、ぜんぶ満たされる場所だと思います。 海からの風通りもよく、木陰もあってうたたねもできます。
人間にとっても、森林浴をしているような気持ちよさがあります。
人も馬も一緒にリラックスできる空間です。
馬は本来、平原で自由に群れて過ごす動物です。
馬房の中にずっといるよりも、こうやって自由気ままに過ごせるほうが、本来の姿に近いのだと思います。
今までは、競馬や乗馬などの役割があり、人間の都合で支配されている時間が長かったと思います。
ここでようやく、本来の自分たちの時間ができて、よかったなと思います。
村田さんが考える、ホースパークの魅力はなんですか?
馬たちが放牧地の中でのびのび気ままに過ごしている、そういう風景をみるだけで、癒されます。
馬をじっと見なくても、自然の音の景色の中にぼやっと馬がみえて、そこに自分もいる。
そういう空間はいるだけでとても居心地がいいです。
馬との触れ合いはもちろん、馬と触れ合わなくても、自然の中で馬たちとただぼんやり時間を過ごす。そういう時間が、非日常を感じられる、癒しの時間になるのではと思います。
会員の方や、珠洲市民の方は無料で入場することができます。
自然の中に馬がいるのどかな空間、そんな非日常の空間にときどき足を運んで、日々の生活を忘れてリラックスしてもらう。
そういう場所にホースパークがなれたらと思います。
また珠洲では、震災の被害や影響が生活にのしかかっています。
そんな中で、例えば地元のおじちゃんがふらっときて、話をしたり、馬を眺めたりする場所になったら。
ぼんやりと眺めていたら、馬の方も寄ってきて、「あぁ馬の目って大きくて可愛いなぁ」とか。
そういう光景が生まれたらいいな、とおもいます。
村田さんはどうしてみんなの馬に携わっているのですか?
もともと、角居さんとは同じサークルで仕事をしていました。
角居さんから話を聞き、手伝ってくれないかといわれたのがきっかけです。
今までは、競走馬として馬を管理し、ある意味で追い込むような仕事をしていたわけですが、そういうのとは180度違う仕事に魅力を感じました。
お馬さんでごはんを食べさせてもらってきたし、恩返しとまではいいませんが、できることがあれば、とおもって珠洲にきました。
全ての馬を救うなんて大それたことは言えませんが、みんなの馬に来ることができた馬は幸運だと思いますし、そういう馬を1頭でも、幸せにできたらな、と思います。
以上、村田さんのインタビューをお届けしました。
現在、会員様向けのホースパーク先行見学受付を行っております。
会員様は無料で入場いただけますので、この機会にぜひ、お申し込みください。
(お申込みは、先週の会員様限定記事からお願いいたします)