ベレヌスの死去について

ベレこと、ベレヌスにつきまして、６月２０日夜に息を引き取りましたことを、ご報告させていただきます。

６月１５日の放牧中に体調を崩し、その後獣医師による診断を受けたところ、熱中症が疑われるとの診断でした。

獣医師による連日の治療と、スタッフによる看護を続けておりましたが、容体が回復しないまま、６月２０日午後２１時２５分に、息を引き取りました。

珠洲にきて1年、人と馬の双方から信頼され、SUZUホースパークの中心的存在になりつつあっただけに、残念で、残念で、なりません。

現役時は32戦6勝。22年の中京記念では、持ち前の逃げ足で、2着で迫るカテドラルを半馬身差で凌ぎきり、5歳にして、見事重賞初勝利をつかみ取りました。

SUZUホースパークにきてからは、群れのリーダー格であるセリ(セリシーヌ/ヴァリション)やカウ(カウディーリョ)のコンビと、時間をかけて信頼関係を築く傍ら、

サラブレッドたちのグループから外れがちなテンとも、分け隔てなく接する、強さと優しさを併せ持ったお馬さんでした。

本当に残念でなりません。

ベレヌスを悼み、6/28〜7/31の期間で、献花台をSUZUホースパーク内に設置いたします。