
寒さと冬毛
こんにちは、みんなのウマ事務局です。
3連休最終日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先週は、雪の放牧地の様子を動画でご紹介しました。

降りしきる雪の中でも、皆へっちゃらなお顔で過ごしていましたね。
寒さへの強さの秘密は、馬たちの冬毛にあります。
今週は、馬たちの冬毛についてご紹介します。
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馬の毛は、1年に2回、生え変わります。
いわゆる夏毛と冬毛と呼ばれるものです。

(▲夏毛のカウディーリョ。一見するとつるつるの見た目です。)

(▲冬毛のカウディーリョ。もふもふの毛がしっかり首回りを覆っています。)
夏毛は短く、離れた距離からみると、肌と一体のつるつるに見えます。
冬毛は、夏毛に比べて長く、高密度に生えており、見た目もモフモフしています。
さらによく見ると、冬毛は外側の硬い毛と内側の柔らかい毛の2層になって生えているのがわかります。

(▲冬毛のテン。表面の硬い毛流れは、地面に向かって流れています。)
外側の硬い毛は束になり、雨雪を毛流れに沿わせて落として、体を長時間濡らさないようようにしています。
そのうち内側で、やわらかい毛が空気の層を作ることで、悪天候の中でも体温を守る仕組みが働いています。

(▲雪の中のカテドラル。後足を休ませながら、うとうと…)
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ところでみなさんは、馬たちが何を基準に毛を生え変わらせるか、知っていますか?
人間の衣替えは、毎日の天気予報と肌寒さを感じながら、、、日々の気温をたよりに行いますが、馬たちは少し違ったメカニズムで判断します。
それは1日の日の長さ、日照時間です。

以前の記事で、馬たちの誕生日が春先から初夏に集中していることをご紹介しました。
これは馬たちが、春先から夏至の日まで、日照時間の長い季節に繁殖をする動物であるためです。
(長日性(ちょうじつせい)季節繁殖動物といいます)
繁殖期を日照時間で判断する馬は、毎日浴びる光の刺激で季節を判断し、ホルモンバランスをコントロールしています。
冬が明け日が長くなってくると、ホルモン分泌により、繁殖のための体づくりを始めるのですが、
これと同じことが、夏毛と冬毛の換毛時期にも起きているのです。

(▲テンの足としっぽ。テンの冬毛は、陽の光を浴びると、透きとおるようなブロンズになります。)
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以上、馬たちの冬毛についてご紹介しました。
北陸地方を中心に、寒波と悪天候は今週前半まで続く見込みです。
馬たちだけでなく、みなさんも、お部屋・服装、暖かくして、お過ごしくださいね。
今週も皆さまにとって、素敵な一週間となりますように。
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