こんにちは、みんなのウマ事務局です。
9月もはや折り返し、みなさま如何お過ごしでしょうか。
二十四節気では「白露(はくろ)」と呼ばれるこの季節。
朝晩の冷え込みにより草木に露が結ぶさまを、古の人は「白露」と表現したそうです。
とはいえ、今年の残暑はまだまだ居座る様子。
上の写真も、朝露……ではなく、水浴び場でのシャワーのしずく。
今年の水浴び納めは、まだしばらく先になりそうです。
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放牧地での食事の風景。
みな黙々と(もぐもぐと)飼料を食んでいます。
(個人的な感想ですが、お馬さんの”もぐもぐ”の音には、聴いているだけでセロトニンが分泌されるような癒しの効果があると感じています。)
ポッキーは、ご飯を食べているときの目がいちばん輝いていますね。
誰と競い争うこともなく、ただ目の前の食事にひたむきな姿は、食いしん坊を通り越し、一つの生き様を見せられているよう。
みんなよりも2回りほど目線の低いテンくん。
(他のお馬さんは、シャッター音に合わせて瞼を閉じることが多いのですが、テン君は臆することなくカメラ目線を送ってくれます。(たまに頭突きもお見舞いされます)
ベレのおめめの周りには、砂浴びの跡がついていますね。
ベレについては、セリを挟んで、カウと緊張関係にあることを、先週お伝えしました。
セリとベレの距離が近づくと、カウが急いで間に入り、ベレが近づけないようにガードする(もしくはベレを追い払う)という構図です。
当初は、パートナーであるセリにちょっかいをかけられないよう、カウがベレを(少し過剰に)警戒しているのかな…?と思っていたのですが…
日がたつにつれ、実はセリの方から、ベレに近づこうとしていることが判ってきました。
セリのアプローチは日増しに強くなり、遂にはベレを追いかけまわして、放牧地の端で立ち往生させるまでに。
(▲放牧地の門扉まで逃げ出してきたベレを、一時的にパドックに避難させた図。それでもセリからは熱い視線が。)
また別の日にも、ベレに近づくセリと、それを追い払うベレの姿がありました。
その後、カウが割って入り、いつものセリ・カウの図に戻りはしたのですが…
ベレとの合流により、ついて離れずの2頭の関係性が揺らいでいるようです。 (セリ・カウの絆を昨年来から見守ってきたスタッフとしては、少々複雑な心情です…)
放牧地でも、セリ・カウの2頭をリーダー格として群れが構成されていた部分があり、セリ・カウ・ベレの3つ巴の行く末は、今後の群れの形にも影響します。
3頭の関係性がどのように落ち着くか、お馬さんの安全を確保しながら、見守ってゆこうと思います。
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最後までお読みただきありがとうございました。
今週も、皆さまにとって素敵な1週間でありますように。