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乗り運動と珠洲の景色と
こんにちは。みんなのウマ事務局です。
11月も最後の土日がおわり(!)、今年もあと5週間となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週は、お馬さんとの乗り運動を、珠洲の今の景色とともに、お届けします。
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まずはパーク内、角馬場での乗り運動。
カテドラルを先頭に、ベレヌスが常歩でつづきます。
乗り運動には、お馬さんのコンディションを測り、筋肉をほぐしながら身体のバランスを整える役割もあります。
集中しているカテドラル。
競走馬時代を思わせる凛々しい表情ですが…
よく見るとお顔の上に「カテド(ラル)」の文字が(かわいい)
震災で全壊した堆肥舎と、セイタカアワダチソウを背景に。
元旦から止まったままの景色がある一方で、季節と時間は着実に進んでいることを、実感します。
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運動は、角馬場だけではありません。
天気の良い日には鉢ヶ崎の海岸まで、お散歩に出掛けています。
時間は少し遡り、まだ青草の茂る鉢ヶ﨑の松林にて、カウディーリョと。
鉢ヶ崎の海岸は、日本の渚100選ばれる、県内でも有数の透明度を誇るビーチです。
震災前のシーズン中は家族連れで賑わって、毎年1万人(!)の海水浴客が訪れていましたが、本年は設備の被害と宿泊場所の不足から、海水浴場は開かれませんでした。
人気(ひとけ)のない海岸を独り占め。
信号をまもるカウディーリョ。
お馬さんは、自転車とおなじ軽車両の扱いです。
写真後ろのビーチホテルも、現在は休業中で、復興工事関係者のみの宿泊場所となっています。
鉢ヶ﨑の松林の中には、地元の黒瓦を集めて作成された「家のささやき(作:ラグジュアリー・ロジコ/奥能登芸術祭2023)」というオブジェがあります。
人々の記憶と深く結びついた瓦、その瓦を集めて「家」を作ることで、「この地を離れた人が、ふたたび戻ってくるように」との願いがこめられているのだそう。
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発災からまもなく1年。
皆様からのご支援と、お馬さんとスタッフの踏ん張り、支え合いで、この1年を走り続けてきました。
震災を経て、震災を乗り越える私たちだからこそ、果たせる役割があるのだと、信じています。
繰り返される災害に備えながら、人とお馬さんが支え合い、分かち合って、共に生きることのできる空間を、皆様とともに創ってゆきたいと考えています。